RC零戦


1/24エアリカ製零戦 改 二二型のつもり(^^;)です。  平成14年製作(2002Production year)
飛行はノーマルの五二型ですが、最初の3分はこの二二型もほぼ同じ飛びっぷりをします。

購入当時はエアリカが設計・製造元でしたが、現在はラトルスネイクに変わっています。


二二型飛行動画も在るのですが妻撮影の豆粒・ブレブレ動画しか在りません^^;しかし良い所を摘まんでのアップをいずれ考えています。
エアリカのキットを改造して、主脚・尾脚引き込み、フラップ連動を実現しました。
主脚の左右8枚の脚カバーもそれぞれ作動します。
見えづらいですが、機銃位置からの捻り下げも付けています。
勿論3舵全て作動します。
今後の時代はマイクロプレーンも面白くなって来ますね^^。



零戦の脚上げと言えば左右時間差がある差動です。
当時の映像を参考にして左脚が閉まりきる前に右脚も引き込む様に作製しました。
当初はロック機構無しで地上滑走させてましたが超小型機ならでは?のグランドループが多く、その際に引き込まれる問題点がありました。
その後ロック機構を追加しました。動画でバキバキ聞こえる音はロック過程の音です^^;













尾脚
主脚引き込みと共に尾脚も引き込む様に連動させました。(フラップも)
尾脚のダンパー機構も付いています。
尾輪は実機と同じくアルミホイールにソリッドゴムにしました、当初は尾脚フオークも作動可能に計画してましたが諦めました^^;
名板も書きましたが不明ですね^^;





飛行シーン
3枚ペラを作るノウハウが無く2枚ペラでの飛行です。
ロール・ループは最初の3分その後は7分ぐらい飛びます。(計10分前後)
エアリカはこれだけの機能を搭載しても見事な飛びっぷりをしてくれますから設計者は凄い!とスティックを通じて感じます。
この機体の飛行ビデオをアップしたいのですが、妻の撮影物しかなくアップすれば皆さん酔ってしまうので^^;できないところが残念です・・・・・(写真はそのビデオからのキャプチャ)

ダンパー
おまけでダンパー作動も付けました。
青黄赤は知らない頃の製作なのでご容赦を・・・(その他突っ込み所は多々在りますが・・^^;)







メンテナンス機構
メンテナンスを考え各所部品を分解出来ます。
奥にあるのはノーマルのエアリカ52型です。







22型、52型比較
右がノーマル52型です(しかしラダー付き)




作動機構
メカの搭載には非常に悩みました、しかしテールヘビーの為、機首にバッテリー・受信機を搭載する事によってバランスを取る事が出来ました。
余談でRCでも実機と同じく全桁を基準として前方方向に重心調整をすると良く飛びます^^実機重心マークは此処をクリック
3舵・引き込みサーボも可能な限り前方に寄せてます、尾脚はアルミ製・ダンパー機構にピアノ線を使用している為その分の増加重量を稼ぐ為
、後部胴体隔壁は実機と同じく軽め穴を可能な限り空けました。

各リンケージ構造
外人さんからの問い合わせが在りましたので、翻訳機での名称を載せています。
間違い在りましたらお知らせ頂ければ・・・・・^^;

尾脚作動機構、連結位置
主翼を通常通り固定すれば連結され、完全連結は確認できないので「カチッ」と音でロック確認できる構造としています。

尾脚ダンパー
ピアノ線の後部にRをつけて力の逃げ場を作りダンパー機構としています。

主脚回転軸・脚出時ロック機構アクセスパネル


脚固定構造と脚カバー
小さい脚カバーはフリーとなっていますが2方向で引かないと上手く作動しない為に2本出ています。





おまけ余談


昔飛ばしていた丸鷹零戦、4ストローク15ccエンジン(齋藤製作所FA91S)です。恥ずかしながら某所で展示されています。


 何度も落としていますが、最大の事故はループ後にフルスロットルで垂直に激突!尾翼と左右主翼しか形が残らないほどに全損しました・・・

しかしパズルの要領で修復^^;カウルも気合いで?板金!

胴体日の丸後ろと主翼機銃内側に絹張りの継ぎ目が見えます、その内側はバラバラだった所です・・・笑

(しかしその後も強度限界一杯で無茶な飛行を何度も楽しみましたが・・・・・・・・)


 次は修復後10フライト目ぐらいで、着陸第4旋回中に轟音と共にエンジンがクランクケース位置から真っ二つ!!カウリングにもげたエンジン

前半部が辛うじて引っかかり強行着陸を成功させました^^

脱落していたら無理だったでしょうね・・・でも実機でもそんな事故が何件か起きて数百キロもあるペラ等が脱落しても着陸していますね。

(文芸春秋「闘う零戦」渡辺洋二編著P184参照)

で・・・メーカに駄目もとでエンジンを送付すると、何と!生き返りました^^対応してくれるのだから素晴らしいですね〜SAITO株様感謝です^^

今ではオブジェとして展示スペースの思い出の逸品となっています。


機体展示先での余談・・・・子供が柵を越えて数あるラジコンにも目もくれず、この零戦に一目散に襲い掛かり、方向舵で遊んでいたと思ったらアンテナ

を触って先端を破損し・・・勿論方向舵もバカに・・・

私が気付いたのがアンテナを襲っている最中!な・なんと3歳になる我が列機でした・・・監督不十分で申し訳ないの限りでした・・・

私が提供したもので良かったと安堵すると共に「なんで〜っ?!!!〜!」