所沢展示品捕捉
お蔭様で25年9月1日を持って展示終了致しました。

8月までの予定で所沢航空発祥記念館にて展示中の私の所蔵品等の補足です。


南側展示スペース

 
@ 零戦三二型報国號写真と主銘板(横空にて射撃用吹き流し曳行機及び実験機)
A 零戦用各種、銘板・名称板(複製品は識別スタンプを押している)

B 複製・零戦後部胴体外板(上から12〜10番縦通材の左側面外板)
C 実物・零戦後部胴体外板(上から10〜8番縦通材の左側面外板)
  報國第1053
(零戦21型中島製5451号 1711月製造)
  当時民間から海軍への献納機を報国号と呼称していました(陸軍は愛国号)

D エンジン部品展示ケース(詳細下記参照)
E プロペラ展示ケース
F 主翼部品展示ケース 



エンジン部品展示ケース

 
@ 金星エンジン用点火栓・箱入り未使用
 (キャップがアルミは中期、キャップ黒は後期でガスケットがアルミに代用された物)
A 金星エンジン用点火栓・未使用
B 金星エンジン用点火栓(実際に使用していた物からの回収品)
C 零戦用F2推力式排気管(末期タイプ、材質も代用材)
D 零戦用R4推力式排気管(黒で後塗り、しかし当時も塗っていた時期があり)
E 栄二一型用「動弁腕」(ロッカーアーム)
F 「衝駒」(プッシュロッド用カム受)
G 「吸入弁」(吸気バルブ)
H 「排気弁」(排気バルブ)冷却のための金属ナトリウム封入
I 「ピストンピン」
J 栄二一型過給機用「翼車」(インペラ)

8月24日追加展示 栄12型用ピストン(バックの2個は栄21型用、企業様の複製品)



F2推力排気管

 
左側面該当部



R4推力排気管

 
右下面該当部



プロペラ展示ケース

 
@ 零戦二二型、左翼下面外板(左側25番リブ位置、手前側後桁後ライン)
 ※以前の所有者が保存処置の為クリヤ塗装で上塗りしていて、そのクリヤ成分が経年劣化で黄ばんでしまっている。
 (オリジナルの黄ばみは下の胴体燃料タンク参照)

A 零戦二二型、左翼上面外板(左側22番リブ位置、手前側前桁前ライン)
 (工場出荷時は灰色塗装、事後応急迷彩のため緑で塗られ、その後日丸白縁を黒緑で塗潰し)

B 零戦二二型、左翼22番リブ(左側・後桁、右側・前桁側欠損)

C 零戦二一型用プロペラハブ・(ヤップ回収、栄12型No124520)
 戦利品等でカットされた物の基部

D 栄12型エンジン用プロペラ(該当機種零戦二一型・二式水戦等)

展示移動の為移動品
E 三菱3938号左主翼下面燃料タンクパネル
 捕捉・・@〜Cともラバウル近隣にて回収
F 機銃弾道覆 三菱4240号 (胴体上面7,7粍機銃用)
 (靖国神社の五二型の物でラバウルにて回収)
G 零戦三二型以降の栄21型用プロペラ先端部
 戦利品でカットされアメリカに持ち帰られた物
H 上記カット部断面
I 中島二一型主翼上面外板(外面)
J       々         (裏面)
K 操縦席に乗り込むため左主翼上の滑止板(通称ナマコ板、※突起1つ1つが水滴型の形状)
             々           裏面 (水滴状の形が判別できる)
捕捉・・I〜Lヤップ島にて回収



主翼部品展示ケース

 
@ 零戦二一型主桁中央部(桁上部)中島二一型91518

A 零戦五二型主桁中央部(前桁上部)三菱52型4708と推定?確証無 

(本来は右Dと同じ形状だが超々ジュラルミンの特性上、野外放置・高温多湿等の悪条件下では腐食が此処まで進行してしまう事がよくわかる部材)(超々ジュラルミンは高強度と引き換えに添加物に亜鉛を多く(5.5%)含ませた為に腐食が早い特性があった)


B 零戦五二型主桁中央部(前桁上部)中島1493
C 零戦五二型主桁中央部(後桁上部)中島1493
D 
E 操縦席に乗り込むため左主翼上の滑止板(通称ナマコ板、※突起1つ1つが水滴型の形状)
              々           裏面(水滴状の形が判別できる)
F 三菱3938号左主翼下面燃料タンクパネル
G 
自動消火装置発信機と機能説明図(主翼燃料タンク用)
H 機銃弾道覆 三菱4240号 (胴体上面7,7粍機銃用)
 (靖国神社の五二型の物でラバウルにて回収)

I ピトー管(上61−120装着アメリカ製・下零戦等多数に使用された日本製)
J 補助翼内蔵バランスタブ




 
@ 内蔵バランスタブ(外側)
 赤ラインの部分に組み込まれている

A 内蔵バランスタブ(内側)



尾脚展示ケース内

                       
@ 尾脚

A 主脚緩衝装置調整銘板(実物)

B 尾脚作動筒銘板(実物)

C 尾脚銘板(実物)

D 主脚緩衝装置調整銘板(複製)

E 尾脚作動筒銘板(複製)

F 尾脚銘板(複製)

G 尾脚緩衝装置調整銘板(複製)

H 尾輪

I 尾輪軸(左より中空アルミナット、中空ボルト、放電索取付部)    

胴体燃料タンクケース内

 
@ 主桁結合材(内翼外翼との結合部補強・超々ジュラルミン)
 赤茶色の出っ張り部はエレクトロン(マグネシウム材)

A 零戦五二型、左第4隔壁上部、外板継目裏補強材(三菱4240)

B 旋回計(所沢航発所蔵)

C 羅針儀と零戦用取付け金具(羅針儀は所沢航発所蔵)
  末期タイプの九二式航空羅針儀

D プレーンズ・オブ・フェイム復元時新造取付け金具と米国用羅針儀
  (95年の里帰り飛行時等、今までこの羅針儀にて飛行していた)

E 零戦二二型胴体燃料タンク(正面が機首方向)タロア島にて回収
  ※銀塗装だがクリヤ成分が経年劣化のため黄色く変色している事が明瞭に解る現物
  機体外部の灰色も同じ理由で飴色説が生まれたと私は推測している

展示入れ替えの為終了
C 零戦用水平儀
D 零戦21型外板(所沢航発所蔵)ヤップ回収の物と思われる
 (野焼きによる焼きなまし状態・腐食度合・土等の付着物での判断)



機体と右翼下

 
@ 射爆照準器(マツモデルの模型)・羅針儀(実物)仮装着済み、操縦席内部各種複製銘板装着作業中

A 尾脚複製銘板装着

B 慣性起動器(エナーシャー)実物
      々   ハンドル    実物

C 九九式20粍2号固定機銃四型
  (20粍ベルト、曳光弾・徹甲弾・焼夷弾含む)
8月24日追加展示 一三粍機銃

発動機覆い(二一型用)展示時は畳んだ状態



照準器ケース内

 
@ 三菱3274号、機番号ステンシル(複製)
  板材は当時の部材、塗料は永遠の0撮影で使用物で塗装

A 中島12493号、機番号ステンシル部(複製)
  板材は当時の部材、塗料は永遠の0撮影で使用物で塗装

B 奉納外板

C 柏木氏所蔵 九八式射爆照準器 (昭和16年製)

D 複製中第二隔壁部

E 操縦桿(海外復元会社による複製)

展示終了
F hideka氏(金型職人)制作1/16スケール計器板
 (1/1の複製計器板より技術的に難しく私では制作不可能品)

  



尾翼部品

 

@ 上下リブ複製品

その他部材実物

(復元過程で採用されなかった部材類)



碇義朗氏アルバムケース内
元陸軍航空技術研究所勤務、戦後数々の名著を残し零戦・99艦爆等復元機にも多大な貢献をしています。

 

@ 複製過程第二隔壁 (下機尾側・上機首側)

(失敗のため複製途中で止めた部材)

A 零戦二一型第二隔壁(下機尾側・上機首側)

(カナダブレイド社にて復元時に3機分製造された内の部材)

B 碇氏アルバム、カナダブレイド二一型復元時写真
  (右下の写真は上の実物主桁結合材の該当位置が解る写真) 

C 碇氏アルバム、零戦を戦後初飛行させたボブ・ディマート氏の零戦回収前写真

D 碇氏アルバム、零戦銘板(おそらく尾翼辺りの銘板)

展示入れ替えの為移動もしくは展示終了

D 零戦二一型主桁中央部(桁上部)中島二一型91518

E 零戦五二型主桁中央部(前桁上部)三菱52型4708と推定?確証無 

(本来は右Dと同じ形状だが超々ジュラルミンの特性上、野外放置・高温多湿等の悪条件下では腐食が此処まで進行してしまう事がよくわかる部材)(超々ジュラルミンは高強度と引き換えに添加物に亜鉛を多く(5.5%)含ませた為に腐食が早い特性があった)

F 零戦五二型主桁中央部(桁上部)中島1493

G 零戦五二型主桁中央部(桁上部)中島1493

H 零戦胴体縦通材、補強部材(エンジンマウント基部のもの